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がんばる介護士&ケアマネを応援! 佐藤ちよみの介護セミナールーム
佐藤ちよみphoto
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「ききたくても、まわりに質問できる人がいない」
「専門家の意見をきいてみたい」


これから介護職を目指す方、ステップアップしたいという方のために、介護のオーソリティである佐藤ちよみ先生からの応援歌を、職種ごとのシリーズにしてお届けします。

佐藤ちよみ先生 プロフィール
長年、介護の現場に従事したのち、平成16年6月対人援助スキルアップ研究所を設立。「コミュニケーションスキルアップ」や「介護職と医療行為」など、さまざまなテーマでセミナー講師を務める。 著書に、『訪問介護計画のつくりかた』 (日本医療企画)、『事例で学ぶ居宅サービス計画書のつくりかた』 (日本医療企画)、『実践Q&A介護保険苦情対応』(東京法令出版)などがある。 ちよみ先生のブログを読もう!
かいご職サポーター「佐藤ちよみ」出没記録

さて、気になる今月のテーマは・・・?

『セルフメンタルケアについて』
はやた君

【お話をうかがった人】

はやた君
ヒューマンリソシア介護営業部 研修係

介護の仕事は人に言えないようなストレスをうけることも多いと思います。今回はストレスとの上手な付き合い方についておききします。
先日、心療内科のドクターから聞いたのですが、最近、医療・福祉のお仕事をしている方をカウンセリングで見かけることが多くなってきたそうです。これは、仕事の質が変わってきたということでしょうか?
はやた君
医療・福祉のお仕事をしている方をカウンセリングで見かけるようになったのは、決して仕事の質が変化したからではないでしょう。逆に心療内科を受診することに対する偏見や抵抗感がなくなったということではないでしょうか。
対人援助をする人々が他者の援助をする過程のなかで、自分自身の気持ちや体調の変化を認めて、それを解決するための手立てとして専門家に相談するようになったということでしょう。
他者の援助をするためには、援助に携わる人のこころが安定していることが前提になります。ですから、対人関係で疲れてしまったと感じるときには積極的に自分自身をいたわることをしたほうが良いのです。そのひとつとして、カウンセリングを受けるということも有効な手段でしょう。そのほかに「常日頃がんばっている自分自身にご褒美をあげる」という意味で、気分転換に映画をみるとか、好きな趣味に没頭するのも良いでしょう。
ちよみ先生
なるほど。ライフケアでも社員やスタッフがメンタルヘルスをWEB上で受けられるシステムになっていますから、みなさんどんどん活用したほうがいいですね。
ちよみ先生がケアマネージャーをされていた時に、ご自身のメンタル面で特に気をつけていたことはありますか?
はやた君
佐藤自身はメンタル面においてはすでに株式会社ヒューマンスキル開発センターでTA(交流分析)を学んでいたので、特に問題はありませんでした。
介護支援専門員として働いていたときには、なるべく会社で起きたことは会社にいるときに解決するようにして、家には持ち帰らないようにしていました。また、困ったときにはひとりで抱え込まずまわりにいる管理者や同僚に、「お願い助けて」とSOSを発信していました。このような行為はお互い様で、他の介護支援専門員が困ったときにも、もちろん助け合っていました。
ちよみ先生
ケアマネジャーの仕事は特に孤独になりやすいと感じていましたが、実際はそうでもないんですね。ケアマネジャーのみなさん!あなたは、ひとりではありませんよ(笑) 
さて、次の質問ですが、ストレスも人により感じやすい方と感じにくい方がいらっしゃると思います。自分がどういうタイプかをあらかじめ調べる方法はありますか?
はやた君

先述しました、株式会社ヒューマンスキル開発センターでは「自己成長への旅立ち」として、様々な研修を取り揃えています。詳しくはホームページを参照ください。

株式会社ヒューマンスキル開発センター
http://www.human-skill.co.jp/

また、ストレスを感じやすいタイプかどうかを測ることは難しいかも知れませんが、自分が他者とかかわるときにどのような傾向性を示すのか、あるいは自分のパーソナリティを知るためには上記の研修がきっと役に立つことでしょう。

ちよみ先生
おおっ、みなさん是非参考にしてください。まず自分を知ることが、対人援助の第一歩なんですね。
では、最後に、これから介護の仕事を始めようとしている方々に、ちよみ先生から「この仕事を長く有意義に続けるコツ」をひとことアドバイス下さい。
はやた君

佐藤ちよみphoto私達は幼い頃から、親、あるいは親に代わる人々から「人には親切にしてあげなさい、社会に出たら人の役に立つ人間になりなさい」などといわれて育ってきます。これはどの国のどの親でも子どもを躾けるときに用いる言葉でしょう。一方、対人援助をしている人に「なぜ、この仕事を選んだか」を聞くと一様に「人に親切にしたいから、他者の役に立つことをしたいから」という返事が返ってきます。もちろん、これは素晴らしいことですし、対人援助職には必要な動機となるでしょう。
しかしながら、「他者の役に立つ」ことは、決して「自己犠牲の上に成立するものではない」ということを自覚しておく必要があります。
みなさん、考えてみてください。あなたが、お腹が減っているときに、誰かが何かをくれようと近づいてきました。しかし、その人もお腹をすかせていて、その人が食べることを我慢してあなたに食べ物を差し出してくれたとしたら……? あなたは受け取れますか?
その反対に他者が抱えきれないくらいの食べ物を持っていたとすれば、あなたは戸惑うことなく「ありがとう」と感謝の言葉を伝えて、ありがたく食べ物をいただくことができるでしょう。
対人援助というのは、このようにお互い様なのです。困っている人がいて、それを助けることができるときは、対人援助をする人にじゅうぶんなゆとりがあるときなのです。そのようなときには援助を受ける側も、ありがたく援助を受けられます。そして、対人援助を受けてくれた人から「ありがとう」と感謝の言葉をいただき、援助をした人はさらに心豊かになることができるのです。


◇◆この仕事を有意義に長く続けるためのメッセージ◇◆
* 対人援助は、援助をおこなう人の自己犠牲の上には成立しません。成立するとすれば援助者側の自己満足にすぎません。自分を愛おしく思える人が他者の存在を愛おしく思える人です。まずは自分自身を大切に扱うことからスタートしましょう!

* 自分の感情を常に意識していることが大切。怒りや悲しみは溜め込まないうちに吐き出すようにしましょう。具体的には、自分のために時間を有効に活用して意識的にリフレッシュしましょう。

ちよみ先生
先生、今回のお話はお聞きしているだけでリフレッシュされました(笑)
みなさんは、いかがでしたか?
ちよみ先生、ありがとうございました。
はやた君
ではまた。ありがとう。
ちよみ先生

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